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ドラマ・映画編 マイ・インターン

3日後の「後」がなぜ” in”?(動画):映画#093

なぜ in three days で「3日後」になるのでしょう? later と何が違う? inは発話時点を基準として「(今から)〜経てば」という時に in を使います。映画のセリフでどういう風に使っているか確かめてみましょう。

Jules : The wedding is in three days and the dresses just arrived all in charcoal gray. (a co-worker overhears, mouth agape) which we don’t even sell, so that’s a bit of a mystery.
「結婚式は3日後、そしてドレスが全てチャーコルグレーで届いてしまった。(同僚の1人がそれを耳にする、(呆れて)口を開く) それはうちでは売ってもない、だからそれはちょっとしたミステリーね。」

wedding

wedding「結婚式」は wed「〜と結婚する」という動詞から。
似た意味で marry もありますが、wed の方が少し古い言い方で会話ではあまり使われません。

「〜の後で」

下線部に何が入るでしょう。

Patty : The wedding is     three days.
   結婚式は3日後。

前置詞 in が入って in three days です。
in three days「3日の中」の最後の時点に視点を置いて「3日後に」という意味になります。
three days from now 今から3日あとに結婚式がある という意味なので in を使います。

ここで later を使うのは誤り。

発話時点を基準として「(今から)〜経てば」という時に in を使います。
主に具体的な数字とともに、未来の文で使われます。

 I’ll be back in 3 hours. (今から)3時間したら帰ってきます。

一方、laterは、未来(過去)のある時点からあることが起きて(それから)〜後に」というときに使います。
three days later だと「それから3日後に」という意味になります。

 She called me 3 days later. 彼女は3日後に電話をしてきた。

具体的な数字をともなう場合には通常過去の文で使われます。

ただ See you later.「またね」、I will call again later.「あとでかけ直します。」のように「あとで」と時間が記されていないときは、と未来の文で使われます。

「あと」というと after もありますよね。
after は、時の起点が現在であるとき I’ll see you after. のように、単独で未来のことを表すことはできません。
少し後のでセリフで出てきますので、どういう場面で使われているか確認してみてください。

dress

洋服についての語彙を増やしましょう!

 dress ワンピース
 suit スーツ
 mourning 喪服
 fur coat 毛皮のコート
 pleated skirt プリーツのスカート
 wrap skirt 巻きスカート
 tail coat 燕尾服

charcoal gray ってどんな色?

charcoal gray は 濃い灰色 です。

charcoal は「木炭」という意味。

coal は「石炭」です。元は「燃える石」という意味らしいです。
石炭という日本語と発想は同じですね。
これに char「焦がす」をつけて charcoal「(木を)焦がして作った炭 → 木炭」です。

gray は「灰色」。アメリカ式は gray、イギリス式は grey で スペルが違います。

ちなみに、紅茶のアールグレイは Earl Grey です。
earl は「伯爵」なので、Earl Grey は「Grey伯爵」。この人物に由来のある紅茶と言われています。
この発音が通じないって人が多いとよく聞きます。動画で確認してみて下さい!

色の表現

少しマニアックな色名

 apricot 赤みがかかった黄色、あんず
 cobalt blue 濃青色(コバルトブルー)
 forest green 深緑
 crimson 深紅
 lavender 薄紫
 vermilion 朱色

色を使った表現

 black sheep 厄介者
 blackmail 脅迫する、ゆする
 black out 失神する、真っ白になる
 white elephant 持て余すモノ、厄介なモノ
 white lie 悪意のない嘘
 out of the blue 突然に
 green light 許可、ゴーサイン
 in the pink とっても元気で
 pink elephant 酔っ払いの幻覚
 yellow belly 臆病者

分詞構文

a co-worker overhears, mouth agape
同僚の1人がそれを耳にする、(呆れて)口を開く


ここは mouth being agape の being が省略されています。
同僚が耳にする → (そしてその結果) 口を開く
と、連続して起こっていること(結果)を表す分詞構文です。

英語を理解する感覚としては、付帯状況を表す〈 with+名詞+形容詞 〉と同じです。

〜しながら」を表す〈 with+名詞+〜 〉の形を 付帯状況 と呼びます。

文の要素で表すと with+O+C で、O と C で1つの文章が縮んだと考えてみてください。

 I was sitting with my legs crossed. 足を組んで座っていた。

My legs were crossed.「足が組まれていた。」の be動詞 が無くなって縮み with my legs crossed になっています。

映画の mouth agape は with が省略されています。
with mouth agape で「口をぽかんと開けて」。
本来は Mouth is agape. という文だったのが、with+名詞+形容詞 の形になっています。

ちなみに agape は [əgeɪp] という音で、「口をぽかんと開けて」という副詞または形容詞として書き言葉で使われます。

以下の文も be動詞を補って考え、「しながら」というイメージを膨らませて読んでみましょう。

 with your mouth full
 口に物を入れたまま (Your mouth is full.)

 with my eyes closed
 目を閉じて (My eyes are closed.)

soの使い方に注意

soは当然の結果という意味合いがあります。因果関係がはっきりしている時に使います。

少し

下線部に何が入るでしょう。

that’s a      of a mystery
それはちょっとしたミステリーね


「少し、わずかな」と言う意味の名詞である bit が入ります。

〈a bit of+名詞〉で「少しの〜」や「ちょっとした〜」「わずかばかりの〜」を表します。

 a bit of luck 少しの運
 a bit of a cold ちょっと風邪ぎみ
 a bit of relaxation ほんの気晴らし

語彙を増やそう

  • charcoal gray 〈名〉ダークグレー◆濃い灰色
  • charcoal  〈名〉炭、木炭
  • co-worker 〈名〉仕事仲間、同僚
  • overhear  〈自動〉耳にする
  • agape 〈形〉口を大きく[ぽかんと]開けて
  • a bit of ちょっとした

発音してみよう


「見える化」で構造を理解しよう