好きという意味じゃないlike、過去形で丁寧に提案 (セリフ練習#053)

Can you 〜?、Will you 〜? を丁寧にしたのが Could you 〜?、Would you 〜? だと中学校で教わりました。
でもなぜ過去の話でもないのに過去形にするのか、その理由をその時教わっていたらすんなり頭に入ったのに・・・。
「過去形は丁寧」その理由を確かめましょう!


 


映画「マイ・インターン」
Patty: A Frozen Lasagna? I could make a little salad, turn it into a dinner for two.
(confidentially)like we did that time and never did again.

   「冷凍のラザニア? 私がちょっとしたサラダを作ってもいいわ そしてそれを2人のためのディナーにしてもいいわ (ヒソヒソ声で)私たちがあの時にしたように、そして再びはやってなかった。」

 

frozen

frozen は freeze「凍る」の過去分詞ですが、形容詞化されて「冷凍の」という意味を表します。
例えば、「冷凍食品」は frozen food。
アナと雪の女王の英題も Frozen でしたね。

同じパターンの不規則動詞で発音練習をします。
音に出して、口の形の共通点を見つけてみましょう!

電話会議でもこの freeze が使えます。
freezeの過去分詞を使って、形容詞化されて「今もまだフリーズしている」というニュアンスで

My computer is frozen. 「コンピュターがフリーズしている。」

We can hear your voice, but the video is frozen.
 「音声は聞こえますが、映像がフリーズしています。」

could は過去形ではない

 
下線部に何が入るか考えてみましょう。

Patty: I     make a little salad ,    
「ちょっとしたサラダを作ってもいいわ。」

 
表現を控えめにしたり丁寧に言いたい時、could や would など過去形を使います。
can「できる」の過去形だから「できた」と言いたくなりますが、ここは過去の話ではなく 控えめに「サラダを作ってもいいわ」と提案しています。

なぜ過去形で控えめだったり丁寧なニュアンスが出るのかと言うと、現実から距離を置くイメージから ストレートな物言いをやわらげることになるんです。
 

I could improve my English.
はどういう意味になるでしょう?

「英語を上達できた。」と過去の意味でとりそうなのですが、
これは「英語が上達する可能性がある。」となる仮定法です。
「もし一生懸命勉強すれば、」のような If節 が省略されています。

単純に「上達できた」と過去の結果を言いたい時は be able to を使って
I was able to improve my English. と言います。

肯定文で could を使う時は注意が必要です。

could を使って過去の結果を言いたい時には When I was a child, のように、過去の話をしているって示さなければいけません。

英語を学ぶ時は、前後の状況がわかる、ストーリーのあるものを読んでいくと良いですよ。

丁寧な表現を使いこなそう

レベル:★★☆☆☆

(1)失礼させていだきます。
  Could you excuse us?

(2)水をいっぱいいただけますか?
   Could I have a glass of water?

 

「少し」

a little money:不可算名詞について「少し」

I have a little headache. 少し頭痛がする。
I have a little time. 少し時間が有る。
I still have a little jet lag. まだ少し時差ボケがある。

a few friends:可算名詞について「少し」

I’ll be back in a few minutes. すぐ戻ってきます。
I have a few questions. いくつか質問があります。
My father quit smoking a few years ago. 父は数年前に煙草をやめた。

 

turn と into のイメージ

まず turn から見ていきます。
turn は「回転して向きを変える」イメージです。

 

 Could you turn to page 10? 10ぺージ目を開いていただけますか?
 Leaves turn red and yellow in fall. 秋には葉は赤や黄色に変わる。

 

intoは「中への移動と、移動の結果 変化した!というのを強調する」イメージです。

なのでこの2つが組み合わさった turn 〜 into は「その状況の中に入って変化する/させる」を表します。

turn into

turn water into ice 水を氷にかえる

 
turn into

turn a book into a film 本を映画化する
 

turn 〜 into を使いこなそう
自動詞か他動詞か確認しよう。
レベル:★★☆☆☆

(1)寝室をオフィスに改装する
  turn my bedroom into an office

(2)日本円を米ドルに変える
  turn Japanese yen into US dollars

(3)「株を現金化した。」
  I turned my stock into cash.

 

dinner? a dinner?

Let’s have dinner.「夕食にしましょう」と、dinner は a はつかず無冠詞で使います。

しかし、映画で Patty は a dinner と冠詞をつけています。なぜでしょう?

Patty は a dinner for two「2人のための夕食」と限定しています。
このように、他と区別している時には a をつけます。

「軽めの朝食」と言う時にもどんな朝食か限定しているので、a light breakfast となります。

like は「好き」だけではない

 Do it as I tell you. 「私の言うとおりにして。」

as を like に置き換えても、同じ意味を表すことが出来ます。

 Do it like I tell you. 「私の言うとおりにして。」

as も like も、後ろは〈主語+動詞〉と続いているので 接続詞 です。
この用法での like は比較的カジュアルな印象なので、主に日常会話で使われます。

As I said 〜.「前にも言ったように・・・。」という表現も、
Like I said 〜.のように言い換えることが出来ます。

また、like は名詞の前に置かれ「・・・のように」という意味の前置詞にもなります。
 The girl sings like a bird. 少女は鳥のように歌う。

語彙を増やそう

  • frozen   〈形〉冷凍の
  • lasagna    〈名〉ラザニア
  • a little   少しの
  • confidentially  〈副〉秘密の話をして

発音練習しよう

「見える化」で構造を理解しよう